ああ これは罰 忠告を踏みしだき 自惚れを曝けだした私への報い
だが ああ 赦しを乞う暇(いとま)さえ与えられず 跪く資格すら与えられずに 断罪の刻(とき)は近づく
夜よ 漆黒に艶めく苦悶の夜よ お前の胎内(なか)から 無慈悲の海へと解き放つ あの美しく残酷な朝陽を 未だ隠しておいてくれ
ほんの少しの抗いを ただそれだけを 赦されるように
(伊賀ハル・高校時代の詞。タイトル「テスト前の詞(うた)」)